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トランスフォーマー・ロックマン・忍たまを扱っている非公式ブログ。女性向け注意!
Posted by - 2024.05.03,Fri
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Posted by 月 - 2011.07.30,Sat
こへちょエロ話。
本文中には表現はありませんが、年齢操作有り。
苦手な方は閲覧回避!
以下、続きを読むより











【君の全てが見たいのです】





 暗闇の中での火皿の灯りと言うものは、案外明るい。
 今、私の目下で照らされる長次も、姿がくっきりと浮かび上がっている。

 部屋の空気が呼気や熱気に揺らされ、赤橙色の火がうつろう。
 その度に長次に落とされた陰影も同じくうつろぎ、まるでその姿は幻影なのだと言われているようで、存在を確かめるべくよりいっそう身体を密着させた。

 うつ伏せになった長次の顔は私からは見えないが、その後ろ姿に欲情が掻き立てられる。
 赤橙色の灯りは長次の身体を艶めかしく這い回り、鍛えられた筋肉の彫りに合わせて影が付き纏う。筋肉が貼り付き、薄らと線が浮かぶ腰骨がふるっと震えた。
 全身を濡らす汗は砂糖菓子のように細かくぬらぬらと光り、身体の其処彼処に走る傷に溜まる。全身が砂糖菓子のようで、舐めたら甘いのだろうかと肩の傷痕に溜まっている汗を舌で掬い取った。

「っ……ぁ、っ……ふ、っ……!」

 甘そうだと思った汗は、当たり前だがしょっぱい。
 だが、漏れる声は甘みを含み、汗のしょっぱさと雄の匂い、加えてきゅぅ、と絞まった肛門に性器が締め付けられ、尾てい骨から頭へと這い上がるぞくぞくとした興奮に身体がぶるりと震えた。

「ははっ、しょっぺ……っ、長次、気持いいの? 舐められてイっちゃいそう?」

 汗で貼り付いた髪から覗く項が綺麗で、そこもべろりと舐め上げる。舐めた途端に引き攣ったように詰まる息遣いと、ぷつぷつと粟立ちざらつく肌が長次が感じていることを伝えてくる。

「ん……っ、ね、長次、顔、見せてよ?」
「ぅ゛っ……、ん゛ん゛っ、っぁ……!」

 僅かに横に振られた首と、呻き声にちぇ、と口を尖らせる。
 長次は、挿入れているときは決して私に顔を見せてくれない。
 何度頼んだって嫌だって言うし、無理矢理見ようとしたって、押し退けられて止めさせられてしまう。だから、私は未だに閨事の最中に長次の顔を見たことがない。

 長次とする時はいつもこの体勢だ。
 私に抱きついて、もっと声を聞かせて欲しいのに、手も口も縋るのは私ではなく、その下の敷布だ。手は敷布を引き裂かんばかりに握り締めて、口はぎりぎりと音がするぐらい噛み締めて決して離さない。
 私が感じられるのは、熱い身体と精液でしとどに濡れた性器、そして僅かに漏れる吐息混じりの声だけだ。

 顔を見なくたって、長次が感じてくれているのは分かる。それに愛してくれているのも。無理矢理やっているわけではない。だから、本当は嫌がっているのかとか、そういう心配はしていない。
 だけど、それではつまらない。私はもっと長次を感じたいし、乱れる姿が見たい。私の手でぐちゃぐちゃになって欲しい。

 ちょっとぐらい、見たい。
 そう思うと、意地でも見てやりたくなる。そうなれば行動あるのみ。
 まずは長次の気を逸らさなくてはならない。

「長次、ちょっと本気でいくからな」
「ぅ゛……? ……っ! ぐ、っ……ん゛ん゛ぅん゛!」

 訝しむ長次の腰をよりいっそう引き寄せて、更に奥深くへと性器を突き立てる。
 びくっ、と腰が震えて、噛み殺した嬌声が喉奥から絞り出た。
 深く突き刺した性器を更に奥深くへと勢い良く抜き差ししたり、浅いところを腹の方に向かって擦り付けるように腸壁をごりごりと押し上げ、中のこりっとした凝りを先端で捏ねくるように押し潰す度に、長次は酷く身体を強張らせてぶるぶると全身を痙攣させ、私を締め付けようとする。
 でも、その締め付けも気持ちいいばかりで全く痛くない。私か長次どちらの体液だかなんてもう分からないけど中は濡れてよく滑り、穴からは透明な液体と白濁した液体が混じり合った斑模様の体液が泡を立てる。締め付けられても感じるのは中の狭さと、蠢く肉襞の感触だけだ。

「う゛ぅ゛っ……! く、ひっ……!ん゛っ、ぐっ、ぅ、ん゛っ、ん゛っ、ん゛っ……!」
「ふっ……! ちょーじ、ちょーじ……ね、聞こえる? 凄いぐちゃぐちゃ言ってるの。っ、ぎゅぅぎゅぅって私の絞め付けてるの。ね、聞こえる? ちょーじ……」

 真っ赤に染まった首を舐めて、耳元で囁くと長次の身体が、がくっと力が抜けた。立てていた膝も肘も、敷布を滑り、僅かに身体をひくつかせる。
 唯一そのままなのは噛み締められた口だけで、後は私が支えている腰以外はもうぐにゃぐにゃの状態だ。

 今なら、いけるかもしれない。

 そう思い、掴んでいた手を太ももに回し、一気にひっくり返した。

「長次……!」
「んぁっ……! ふっ、ぇ……?」

 初めて見た長次の顔は、想像以上だった。
 肌はずっと力を込めていた所為か赤く染まり、力無く蕩けた目は霞がかったように虚ろで焦点が定まっていない。やっと開いた口からは敷布に染み込みきれなかった唾液がぽたぽたと溢れて口から敷布までぐっしょりと汚していた。

「っ……! こへっ、たっ……! 見るな……っ!」

 虚ろだった焦点が像を結び、私を映し出した途端、長次は赤かった顔を増々真っ赤に染めた。周りを慌てて見渡して隠れようとしているみたいだが、周りには布も着物も近くには存在しない。あるのは私たちの下にある布団ぐらいだ。長次は羞恥に目に涙を溜めて私を睨みつけるとぱしっ、と言う音と共に視界が暗くなった。

「見る、な、と……言って……!」

 ぎゅう、と押し付けられた温もりは長次の手だろう。少しざらりとした感触が頬に当たって擽ったい。
 隠せる物が無いからと、私の視界を塞ぐだなんて行動が可愛くて仕方ない。出来るならもっとこの感触を味わっていたい気もしたけど、それよりももっとしたい事がある。
 見えなくても分かる長次の腕を掴んでゆっくりと引き剥がすと、少しずつ灯りが視界に戻ってくる。
 完全に手を外してしまうと目の前には傷だらけの指先と、その向こうに見える長次の顔。
 涙を浮かべた長次は引き剥がされた手を取り戻そうと腕を引くけれど、私ががっちりと掴んでいるからびくともしない。いくら長次が体力、筋力に優れていても、私に敵いやしない。
 掴んだ指先を一本一本舐りにかかる。汗に濡れていたそれはしょっぱい。指の先端は肉刺や度重なる切り傷のため硬くざらざらとしたが、指の股に舌を這わせると柔らかく、皮の弛みをちゅくちゅくと吸うと、長次は僅かに身体を震わせ、内股に力を入れて閉じようとするけど、私が間に身体を入れているためにそれも叶わない。長次の性器はぴくぴくと震えて、先端から透明な先走りがこぷり、こぷりと吐き出される。
 震える長次のそれが途轍もなく厭らしく、片手で腕を纏め上げるともう片手でそれをつつっと表面をなぞるように撫で上げた。
 すると、長次は小さく息を詰めると、声を漏らさないようにと奥歯を噛み締めた。
 先程までは拒むその姿に怒りとも悲しみとも付かない感情を抱いていたと言うのに、今こうして全てが晒され、我慢する様のなんといじらしい事か。
 暴くという背徳感にも似たぞくぞくとした快感に無意識に口端が笑みに歪む。もっと、長次の乱れる様が見たいと強く思った。

「ねぇ、ねぇ長次。恥ずかしい? 私に触られて、こんなになって、ぐちゃぐちゃになってるところ、見られたくなかった? 恥ずかしかった?」

「っ……! この、馬鹿……っ!」

 ぐっ、と眉根を寄せる長次に、くすくすと笑いが込み上げる。だって、長次のそれは屈辱だとか悔しいという思い以上に、恥ずかしいという思いの方が強いというのが見て取れるからだ。

「へへっ、馬鹿でいいよ。私、長次のこんな姿が見れて幸せ……ね、それじゃあさ、恥ずかしいなんて、感じないぐらいにしてやるよ」

 そう言うと纏めていた腕を離して、腰を掴み直すとまた前立腺辺りを攻め上げる。今度は性器もぐちゃぐちゃと擦った。
 そうすると中がうねって私のをぎゅうぎゅうと締め付ける。腰を前後する度に強く弱く締め付け、今度は抑える事ができない長次の声が、途切れがちではあるが私の耳朶を心地良く揺らした。

「っ、ぁ、こへっ……! んぁ、あぁ…っ、嫌だっ……! こぇ……! ん、あぁっ!」
「長次……っ! いっぱい声出してよ……っ、聞きたい……長次の声、もっと聞かせて……!」

 言うが早いか、激しく腰を打ち付け中を掻き回す様に突き上げる。そうすると途切れがちだった声が続くようになり、甘さを含んで吐き出される。
 上がる声に、性器に熱が溜まって更に勃起してしまう。耐えきれなくなって、ずん、とより一層奥まで抉ると、長次のそこがびくっ、と震えて白濁を散らした。

「うぁ……! ぁ、ぁ、ぁ、ぁ、ぁっ……! こへぇ……っ!」
「んっ……!ちょ、じ……っ!」

 ぎゅうぅっと絞まる穴に、ぐっと息を詰めると奥に叩き付けるように精液を吐き出した。
 奥に叩き付けられた衝撃か、長次は一度戦慄くようにぶるっ……! と身体を震わせると、また一度性器から少ない精液をぴゅくっと吐き出し、落ちた。



*



 翌朝目が覚めたら、いの一番に殴られた。

「この、馬鹿! 人が嫌だとあれ程言ったのに……!」
「あいてっ、ちょーじ! ごめんってば~!」
「あんなものを見て何が楽しい……!」

 長次は顔を真っ赤にして怒っている。
 けど、真っ赤なのは怒りじゃなくて照れだと思う。
 うっすらと涙目なのが良い証拠だ。

「え~? すっごく良かったぞ? 私、ずっと長次の事見ていたかった!」
「……~っ!」

 長次は顔どころか全身を赤くさせて、羞恥でふるふると震えている。
 どうやら今まで見せてくれなかったのは、恥ずかしさからだったようで、安心した。

「これからはもっと長次の厭らしいところ見せてくれよなっ」

 照れる様が可愛くて抱き寄せると、長次は膝の上に置いた両手に拳を作ってぐっと握り締めた。何も言わないが、どうやら拒否はされていないようだ。
 ちゅっ、と頬に口付けて、満面の笑みを浮かべた。

「長次、大好きだ! いっちばん愛してるからなっ!」










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五年生ぐらいで、まだ片手で足りるぐらいしかしてない頃のこへちょをイメージ。
長次は絶対声も姿も見られたくないと思ってそうだなーと。



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