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トランスフォーマー・ロックマン・忍たまを扱っている非公式ブログ。女性向け注意!
Posted by - 2024.05.02,Thu
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Posted by 月 - 2010.03.20,Sat
スカファスタ※軽く15禁

お読み頂ける方は続きよりお願い致します。







ここにもいない―

堕ちていったのは軌道から計算すればこの辺のはずだ

早く、早く見つけなきゃ

君がいないと不安だよ

君もこんな思いをしていたのだろうか

ずっとずっと、長い間―

ねぇ、スタースクリーム?



【 Clean 】



大空を大型輸送機が飛んでいる。

ゆったりと、低速で飛ぶ様は見る者にまるで空中散歩を楽しんでいるような印象を与えた。
ただし、その姿を見る者など動植物程度しかいないだろう。
ここは人里離れた山間の僻地、人など滅多に来ない。

見る者がいるかどうかは兎も角、そのような印象とは裏腹にその大型輸送機の心情は穏やかなものではなかった。
彼自身はあるものを見落とさないように、ゆったりとも言える速度で飛んでいるだけに過ぎない。
探査センサーを広範囲に伸ばし、微かな反応も漏らさないようにと集中しているのだ。

大型輸送機―スカイファイアーの捜し物はただひとつ。
同じトランスフォーマーであり、彼にとって何よりも大事な存在―スタースクリームだ。



*



何時もの如く行われた戦闘、スタースクリームはその機動力でサイバトロン軍を翻弄する。
そして何時もの如くあと一歩というところで逆転され損傷するのがパターン化された日常とも言えた。
何時もなら悪態をついて反撃に出るなり逃げるなりするのだが
今回は運悪く羽に被弾し、バランスを崩すと情けない悲鳴と共に墜落していく。

スカイファイアーはそれを地上から見ていた。
空に浮かぶ鮮やかな機体、それが被弾により黒く煤け、煙を上げながら遠くへ墜ちていく様を

「っ・・・!スタースクリーム・・・!」

高速で飛んでいた所為で慣性のままに墜落の軌道は空に長く伸び、視界から消えていった。

私の ―大事な、愛しい、綺麗なものが ―

茫然と空を見つめたまま立ち尽くすスカイファイアーは格好の標的だったがそれを撃つものはいなかった。
スタースクリームがやられたのを切っ掛けに、デストロン軍は潮時だと判断したのか一斉に撤退していく。
彼らの姿もまた消え去った頃、代わりのようにバンブルが茫然としたスカイファイアーに気付くと
ちょこちょこと歩み寄り、下から声をかける。

「スカイファイアー?スカイファイアー!どうしたの?」
「!あ、バンブル・・・いや、なんでも・・・なんでもないよ」

はっ、とスカイファイアーは今気がついた、というのがありありと分かる取り繕った応えを返す。
その様子にバンブルは小首を傾げ、スカイファイアーをじっと見上げた。

スカイファイアーはバンブルから見れば3倍以上も大きな機体の持ち主だ。文字通り足元にも及ばない。
コンボイ司令官よりも大きくて穏やかで優しい性格・・・
かつてはスタースクリームと同じ科学者で友人だったと聞いている。
絶対スカイファイアーしか友達にはなれないだろうな、とバンブルは思った。

「・・・スタースクリームこと気にしてる?ずっとあいつが墜ちていった方見てる」
「そ、そう・・・かな?」
「そうだよ」
「「・・・・・・」」

ふたりの間を無言の時が積み重なる。スカイファイアーは考え込んでいるのか、
はたまたスタースクリームのことに気を取られているのか返事はない。
バンブルはスカイファイアーの返事を待ってはみたが気まずい雰囲気を感じて居心地悪そうに機体を揺らす。

「おふたりさん、そんなところでどうしたんだい?」
「あ!マイスター副官!」

そんな気まずい雰囲気を察したのか副官であるマイスターが声をかけてきた。
バンブルは助かったとばかりにほっとした顔をするとマイスターに駆け寄ると
助けを求めるように困った視線を向ければマイスターは分かっていると頷いてみせた。

「やぁスカイファイアー、どうしたんだい?」
「・・・マイスター副官・・・いや、なんでもないよ」
「そうかな?私にはとてもそうは見えないが」

スカイファイアーの「なんでもない」はマイスターよってあっさりと否定された。
言葉を探すが上手く見つけられず、口を開くが言葉は紡がれ無い。
そんなスカイファイアーを見てマイスターは勘づいたのかひとつ頷くとバンブルの聴覚センサーを塞いだ。
当然のことながらバンブルは疑問符を浮かべマイスターを見上げるが、
マイスターはちょっとだけ待っててというように目配せをしてみせれば察しの良いバンブルはひとつ頷くと、
音が聞こえないようにとマイスターの手の上から更に抑えた。
彼なりに思うところがあり、気を使ったのだろう。

「スカイファイアー、スタースクリームの事が心配なんだろう?・・・行ってきたらどうだい?」
「そんなに、分かりやすいかい?」

スカイファイアーは困ったようにマイスターを見ればそりゃあね、肩を竦めて肯定されてしまった。

「探しには行かないのかい?」
「!・・・行っていいのかい・・・私はサイバトロン軍の・・・」
「そうだねぇ・・・私は副官だ。他の皆の意見を聞く義務があるし、必要ならそれなりの処置も取るだろう。
君が行きたいと言うのなら私はそれを聞くだろうね」
「マイスター副官・・・だが誰かに知られてしまったら・・・」
「変なことを聞くねぇスカイファイアー!ここにその話を聞くものは私しかいない。
私が何も言わなければ、誰にも知られはしないよ」



*



「マイスターふくかーんもういいですか?」
「おっと、もういいよ」

スカイファイアーが空の彼方へ消えゆくのを確認するとマイスターは手を離した。
バンブルは確かめるように聴覚センサーを弄りながら、スカイファイアーが飛んで行った方を見る。

「スカイファイアーは何処に行ったんですか?」
「さぁ・・・きっと大切なものに会いに行ったんじゃないかな?」
「それって・・・」
「さぁ行くよバンブル。コンボイ司令がお待ちかねだ。
片づけをしなきゃいけないのに少々サボってしまったからね。ラチェットが怒ってるかも・・・」
「うわ・・・マイスター副官早く行きましょ!!」

頑張りなよスカイファイアー



*



軌道を考えれば計算上この周辺のはず・・・
スタースクリーム・・・怪我は大丈夫だろうか、苦しんでいないだろうか
気持ちが焦る。早く、早く君の傍に行きたい

・・・・・ピッ・・・

「!スタースクリーム!?どこに・・・!」

確かな反応を探査センサーが捉えた。
スカイファイアーが探査センサーの範囲を狭めより精密に探査できるように調整を行い、
注意深く辺りを探ればセンサーに引っかかるものがある。
やや波はあるものの、この反応はスカイファイアーには馴染みのあるものだった。
センサーを頼りに探っていけばアイセンサーに鮮やかな戦闘機が映った。

いた・・・っ

「スタースクリーム!」
「!」

見つけたところはスタースクリームが墜落した時に薙ぎ倒されたのであろう木々が倒れていた。
スタースクリームは墜落してそれこそボロボロの風体だったが、シャットダウンするほどではなかったようだ。
こちらに向かってくるスカイファイアーの姿を捉えるとアイセンサーを見開き、チカチカと光を瞬かせた。
元気な様子にスカイファイアーは自分のスパークが安定していくのが分かる。

「スカイファイアー・・・てめぇ何しに着やがった!止めでも刺しに着たってか?御苦労なことだなぁ?」
「何を言うんだスタースクリーム。私は君が心配で・・・」
「それ以上近づくんじゃねぇよ!」

スタースクリームは噛み付くように声を荒げる。
こちらを睨みつけて警戒するスタースクリームにスカイファイアーは言葉に出来ぬ悲しみを覚える。
スカイファイアーにとっては少し前まで共に過ごした仲間であり、大切なパートナーであったスタースクリーム。
いや、思想の違いゆえに離れてしまったが、自分にとっては今でも大切だ。
そんな彼が自分に向けて警戒も顕にする様がスカイファイアーには堪らなく悲しく、そして寂しかった。

と、スタースクリームがぎょっ、とした顔をしてこちらを見た。

「お、おい、スカイファイアー?」
「え・・・何?」

何?じゃねぇよ馬鹿!

なんでそんな顔する、なんで悲しそうなんだ。泣きそうな顔すんじゃねぇよ馬鹿
お前が俺から離れたくせに今更そんな顔すんな
そんなんだから俺はいつまでも変な期待を―

「スタースクリーム、私は君を助けに来たんだ。そう警戒しないでくれ、さぁ診せて」
「おい、何しやがる!やめろっ」

スカイファイアーはスタースクリームの声を無視してスタースクリームの機体を診る。
全体的な細かい傷と汚れ―こちらは墜落した時に擦ったのだろう。特に問題は無さそうだ。
撃たれた左羽は折れてこそいないが大きく歪みリペアしなければ飛ぶことはできないだろう。
労わる様に羽を撫でればスタースクリームはぴくりと機体を揺らすがそのまま何をいう事もなくされるがままだ。

「なんなんだよお前は・・・裏切っておいて・・・」
「スタースクリーム、私は君を裏切ってなんかいないよ。昔も今も君の友でありパートナーでありたいと思う」
「ばっかじゃねぇの・・・」

スタースクリームは吐き捨てるように言うが、言葉とは裏腹にその顔は口端を歪め、何かを耐えるようだった。
スカイファイアーはそんなスタースクリームを暫し見つめると
その歪んだ口端へ顔を寄せ、触れるだけの軽いキスを送る。

泣かないで―という気持ちと共に

「っ!な、おまっ・・・へっ、ばっかじゃねぇの・・・」

スタースクリームは驚いた顔で暫しスカイファイアーを見詰め、
先ほどと同じ言葉を、しかし今度は片笑みを浮かべながら言った―



*



「・・・はい、応急だけど基地に帰れるぐらいにはリペアできたと思うよ」
「あぁ・・・わりぃな」

スタースクリームは歪んでいた羽を確かめるように撫でた。
完全に―とは行かないが元の滑らかな姿に近い形。これならば少々手間取るが飛ぶことが可能だろう。
それにしても―

「ちっ、汚れちまったな。きたねぇ」

そう言うスタースクリームの全身は砂埃やら煤やらでくすんでいる。
綺麗好きなスタースクリームとしては屈辱にも似た思いだ。
と、スカイファイアーが思いついたように自身の貨物ハッチを開けると中からボトルと取り出した。

「スタースクリーム、洗浄液があるからこれで落とそう」
「・・・いや、お前それ何処から取り出した?何時も持ち歩いてんのかよ?」
「地球は好奇心を唆られる物がたくさんあるから・・・色々あった方が便利だろう?」
「あぁ・・・そうかよ」

スタースクリームは疲れたように重々とした排気を漏らした。
絶対にこれの他にも持ち歩いているのだろう。まるで子供のおもちゃ箱のように。
そういえば彼のラボは研究材料やらエネルゴン菓子やらで雑然として、そう綺麗なものでもなかった。
当時を思い出し、彼自身の貨物庫を想像すると何やら疲れてきた。
この汚れを落とせるのなら文句は無い。さっさと綺麗にしてしまいたかった。

「ほら、スタースクリーム、洗ってあげる」
「は?いらねぇよ!自分でやる!」

スタースクリームの拒絶をまたしても聞かずにスカイファイアーは
にこにこと人当たりの良い笑みを浮かべながら当然のように洗浄液をかけていった。
頭からぼたぼたとかかる洗浄液。当然、無視されて洗浄液をかけられたスタースクリームは暴れ出した。

「ぷわっ!おい、やめ、うぇ!口入った!」
「ほらほら暴れないの!じっとして!」

いらねぇ言ってるのにやってくんじゃねぇよ馬鹿野郎!
と言いたいところだが口の中に入った洗浄液のマズさに辟易したスタースクリームは
むっつりと押し黙った。これ以上暴れて不快な思いをするより大人しく洗われる方を選ぶ。

「うん、こんなものかな?それじゃスタースクリーム、動かないでね」
「この野郎・・・さっさとしろよ・・・」

洗浄液を万遍なくかけるとスカイファイアーは汚れを落とそうとしてはた、と気付いた。

しまった・・・拭うものを持っていない

先日使ったから洗っていて予備は用意していない。
洗浄液はもうスタースクリームにかけてしまったし、
このままにしてはスタースクリームは嘸かし怒るに違いない。
指で拭おうか?いやそれでは汚れを伸ばすだけで落とすことはできない。

―――よし

「じっとしていてね」
「さっきも言っただろうが、何回も言うんじゃね・・・」

ベロ・・・

「うっ、ひぃ、あ!?」

機体を滑る布などとはまた違った柔らかい感触にスタースクリームの機体は跳ねた。
慌てて後ろを振り向けば、信じがたい光景が目に入ってくる。

「す、スカ・・・っ何、何して・・・!」
「・・・何って、拭うものが無くてね。舐めとろうかと」
「な、な、なめっ、舐める・・・!?」

スタースクリームが顔を真っ赤に染めて困惑してる間にもスカイファイアーの舌は機体を舐め続ける。
薄汚れた羽を根元からじわじわと何度も舐め上げ汚れを取ると、
口の中は洗浄液と砂埃、煤やらで不快な味しかしないが、構わずに舐め続けた。
スカイファイアー自身としては汚れを取るためであるかもしれないが、
スタースクリームにはたまったものではない。羽を持つものにとって翼は最大の武器であり、弱点でもある。
機体の金属とは違う柔らかさを持った濡れた金属の感触に
ゾクゾクと背筋を駆け抜けるものにスタースクリームの機体が跳ねた。

「スカイファイアー・・・!やめ、やめろっ」
「どうして?綺麗にしてるだけだよ」

こいつ絶対分かっててやってやがる・・・!

スカイファイアーは裏の読めない笑みを浮かべながらももがくスタースクリームを抑え付けて舐め続ける。
抑え付けられれば元より歴然とした体格差があるふたり、逃げることはできない。

「んっ・・・ここら辺は酷いね」
「ひぃ、あぁ!?」

羽の根元の繋ぎ目、溝に詰まった汚れは表面を舐めた程度では落ちない。
更に汚れを落とすべく、スカイファイアーは繋ぎ目に舌を捻じ込んだ。
過敏な羽に押し付けられる舌、繋ぎ目ともなれば更に過敏な部分だ。
舌を這わせられる度にスタースクリームの機体は跳ね、排気が荒くなっていく。

「やめっ、はっ・・・!スカイファイアーやめろ・・・!うぅっ、はぁあ!」
「どうしたの?私は、君を、掃除しているだけだよ」

そういうスカイファイアーもスタースクリームに煽られ、息が荒い。
羽を掴んでいたスカイファイアーの指がするすると下がり、スタースクリームの腰を捕まえると
パネルを引っ掛けるようにカリカリと引っ掻き、それがさらに得も言わぬ快感をもたらした。

「もっ、もうやめ、やめぇっ・・・!」
「スタースクリーム・・・っ!」

機体を洗浄するという目的は何処へ行ってしまったのか、
過熱により正常な思考が定まらぬ中でスタースクリームは考えるが
すぐにスカイファイアーの手により流されてしまいそうだった。

「スタースクリーム・・・好きだよ、好き、愛してる、とても、とても―」

ぽつり、と吐き出された言葉にスタースクリームはスカイファイアーを見上げた。
スカイファイアーはぎゅう、とスタースクリームを抱きしめる。
その昔・・・トランスフォーマーにとってさえ記憶が薄れそうなほど昔に同じ腕の中にいた。
懐かしい、あの頃唯一共に居たいと思った―いや、今でも―

「スカイファイアー・・・俺は、お前が・・・」
「「ぎゃー!スタースクリーム!」」
「「!!!」」

ふたりが互いの熱を感じ合った時、不意に聞き慣れた声が降ってきた。
上空を見ればスタースクリームと同じジェットロンのサンダークラッカーとスカイワープ。
ふたりはどうやらスタースクリームを迎えに来たらしい。
そこに敵であるスカイファイアー、傍から見れば捕まっているように見えたのだろう。

呆気に取られたスタースクリームだが、我に返ると同じく呆気に取られている
スカイファイアーの力が緩んでいる隙をついて抜け出すと一気にふたりのもとへ飛び立つ。

あ、という気の抜けたの声と共に手を伸ばされるが
それはスタースクリームの羽に僅かに掠めただけでするりと抜けてしまった。

「スタースクリーム!大丈夫かよ!?」

スタースクリームは我に返ると急に恥ずかしくなってきた。

何やってんだ俺は!あんな・・・あー!畜生!

「うるせぇ!行くぞ!」
「あ、おい!待てよ!」

赤くなってきた顔を隠すように怒鳴るとふらふらと蹌踉つきながら飛んでいく。
サンダークラッカーとスカイワープは互いに顔を見合わせ、次にスカイファイアーをちらりと見るが、
スタースクリームの怒鳴り声が聞こえると慌てて後を追っていった。
そこに残されたのはスカイファイアーひとりのみ。
スカイファイアーは噛みしめるようにぽつりと一言だけ漏らすとこちらも帰るべく飛び立っていった。

「スタースクリーム・・・」



*



「あ、おかえりなさーい!」
「やあ、バンブル、ただいま」
「何処行ってたの?」
「・・・好きな人に会ってきたのさ」
「うわぁお熱ーい」

さっきの言葉の続きは・・・
期待しても・・・いいよね・・・スタースクリーム?









********************************************************************************
久々にSS書きました。
1ヶ月以上書いてなかったような・・・
支離滅裂過ぎオワタ\(^o^)/
ちゃんと人に伝わる文章を書きたいorz

ここまでお読み頂きありがとうございました!

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