眠さんの発言より:
日頃変態変態言われてる音波様だけど真に変態な音波様を妄想してみたんだ 阿鼻叫喚の戦場でおっきしてる部類の変態さ
そんな音波様クソ萌えると気付いた 周りみんな瓦礫でそこかしこから呻きとか聞こえててマスクとバイザーの下でちょう笑っててイきそうになってる音波様ちょう見たい
戦場後で、情報収集の傍らびくんびくんしてればいい まだ息あるのを踏み潰してその断末魔に愉悦を感じていればいい その被害者は敵味方どっちでもいい
滾るよねコレ・・・!
※未完・ブツ切れ・文章の乱れが激しいのでご注意下さい
天は星々の輝く漆黒の闇
地は炎と煙が渦巻く黒々しい赤
燃え盛る炎と黒い煙、揺れる陽炎
煙はもうもうと天高く続き、果てが無いように思えた
ここはセイバートロン星。
サイバトロン軍とデストロン軍が対立する星であり、
今まさに互いを滅ぼさんがための戦いを繰り広げていた。
その戦場に佇むはひとりのトランスフォーマー。
青い機体にバイザーとマスクという出で立ち、名はサウンドウェーブ。デストロン軍の情報参謀だ。
サウンドウェーブは黒い煙の軌道を追うように首を巡らせて上空を見つめていた。
そのアイセンサーはバイザーに隠されて見えはしなかったが無機質に、無感情に見ていることだろう。
*
ふと、足元を見下ろす。
辺りは機械的な美しさを誇った建造物が無惨にも瓦礫と化し散乱している。
さらにはその瓦礫のそこかしこに敵味方入り交じって無数のトランスフォーマーが機能停止、
またはその寸前まで追い込まれ、無数の呻き声が木霊し、さながら地獄絵図のようであった。
だがサウンドウェーブはその光景を興奮したように見つめていた。
助けを求め掠れた声を上げる者、声になることすら出来ずにただ呻き声を上げる者、
発狂したようにあらん限りの悲鳴を上げ、そのままスパークごと朽ちていく者――
サウンドウェーブはその声に聴きいった。
数多に聴こえてくるその声にバイザーとマスクに隠された下で喜悦に満ちた表情を浮かべる。
クツクツと陰湿な笑い声を上げて背筋をゾクゾクと這い上がってくる
快感に機体をぶるりと震わせ、熱い排気を漏らす。
「ククッ…ハァ…!クククククッ」
その時、何かに足を掴まれた。
足元を見れば全身がボロボロに砕かれ、今やもう鉄の塊と言っても差し支えない程に
傷ついたサイバトロン軍の兵士がひとり。苦しそうに呻きながらもこちらの足を掴んでいた。
サウンドウェーブの足を掴んだその手に力なく、軽く払っただけで外れそうなものだが
あえてそうすることなくサウンドウェーブは相手を見下ろした。
相手の視線はその手の力とは正反対のように目の前のサウンドウェーブを睨んでいた。
「デ…ザザッ‥トロ、ジッ…めっ…く…ピーッ…たばっ、ガガッ」
「……………」
発声回路がイカレているのだろう。声には所々雑音が入りとても聞けたものではない。
だが何を言っているのかは想像がつく。精々デストロンに対する罵声を並べているのだろう。
サウンドウェーブはそれを冷めた視線で見つめていた。
だがふいにクッと小さく漏れるような声を上げた。
次の瞬間、凄まじい絶叫が辺りに響き渡った。
「!!!!あがぁぁあああぁぁあ゛あ゛あ゛ァ゛ア゛ア゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛っ゛!!!!?」
絶叫が辺りに迸る。
相手は回路を焼き尽くすような痛みに身悶え、冷却液をボロボロとアイセンサーから零す。
その機体はサウンドウェーブから繋がれたケーブルに無数に覆われていた。
ケーブルからは回路に痛みを直接叩き込むためのパルスと神経感覚を鋭敏にするパルスの
両方が流し込まれている。更には機能停止を防ぐパルスをも流していた。
これによりどれだけの痛みを与えられようとも、相手は機能停止するどころか
気絶することもできなくなってしまった。
絶望の色を浮かべてこちらを見る相手にサウンドウェーブはニタリとした。
バイザーとマスク越しでも分かるその気配に
相手は自分がサウンドウェーブの玩具になってしまったことを悟った―
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