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トランスフォーマー・ロックマン・忍たまを扱っている非公式ブログ。女性向け注意!
Posted by - 2024.05.03,Fri
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Posted by 月 - 2009.12.01,Tue
ミクシより転載。
続きよりメガトロンオリジンのメガスタメガ小話になります。
15禁注意


 


支配したい…
ジワジワと感情が昂っていた…

 

 

 

ここはいつも薄暗い。
周りはエネルゴンの光でぼんやりと紫に照らされている。
暗いと悪態をつくがアイセンサーの感度を上げれば済むだけの話。
だがスタースクリームは感度を上げることなくここ、デストロン基地内を進んでいた。

理由はない。あえて言うのであれば なんとなく と言うのであろう。
トランスフォーマー達が論理的・合理的な思考を持つとはいえ情緒はある。
スタースクリームはなんとなくそんな気分だったのだ。

 

*

 

やがてスタースクリームは一つの扉の前で足を止めた。
扉の前で気に入らない、とでも言うようにひとつ排気を漏らすと足を一歩踏み出した。

シュン、という音と共に扉が開き、スタースクリームを迎え入れた。

「…来たか」

扉の向こうは通路より明るく照らされていた。
その中で豪勢な椅子―いや玉座と言っても差し支えはないだろう。
その玉座に一つの鈍色の影があった―

先ほどの声はその機体―このデストロン軍のリーダーであるメガトロンである。

スタースクリームはメガトロンを見上げて、
相手にバレないようにそっとアイセンサーを向け、その機体を観察した。

数々の戦いを経たその機体は細かい擦り傷から、抉られ、へこみ、
大小様々な傷だらけでくすみ、汚らしい…はずである。

それなのに…
その傷ひとつひとつがまるで予め定められた位置にあるかの如く、
返って精悍さを際立たせていた。

そして声は支配者として相応しい…
低く、重みと深みを兼ね備え、機体を震わせ、
自然と意識せずにはいられない…

そんな考えに至り、ぶるっ、と機体を興奮で振るわせ…
はっ、と我に帰る。

は、何を考えてんだ俺は…メガトロンがなんだって?

そんな考えに至った自身に悔しさを覚え、
スタースクリームは挑むような眼差しを瞬きの間メガトロンに向けた。
が、直ぐに従順な部下の態度を示した。

「はい、スタースクリーム。参上致しました。」

玉座の前まで歩み寄ると胸に手を当て、礼をしてみせた。

メガトロンはそんなスタースクリームの内心を見透かしたように
ニヤリと笑みを浮かべた。

全く、このジェットロンは面白い。
稀に見る飛行型トランスフォーマーとしてサウンドウェーブが
連れて来た三体。その中でも一際目立つのがこやつだ。

ジェットロン達の機体は美しかった。
そのスラリとした脚、身軽な動作が同じ中型の者たちの中でも際立つ。
それもまたメガトロンが興味を持つ一因だ。
そしてこやつは元科学者であった為かブレインサーキットの回転も申し分ない。

今後如何に手綱を握るか…
それによってこやつは変わるだろう…それが楽しみで仕方ない。

「スタースクリーム。報告を」
「はい。」

 

*

 

「ー……。報告は以上です」
「うむ、報告ご苦労。だがスタースクリームよ…
お前の報告を聴く限り予定より遅れているようだな?」

メガトロンの言葉にスタースクリームは顔を顰めた。
確かにこのままでは予定通りには終わらないだろう。
それは自身でも分かっている。

「…………申し訳、ございません。
ですがそれは、アイツら達が悪いのです!
アイツらがあんな無能な連中じゃなければもっと…!「言い訳はいらん」」

言葉を重ねようとするのを遮ると
メガトロンは呆れつつも、どこかからかうように言った。

「言い訳はいらん。儂はお前に命令したはずだ。
この期間内でこなしてみせよと。それを守れんというのならそれは
お前の器量不足というものだ。やれやれ…お前には少々荷が勝ち過ぎたかな?」
「なっ…!」

スタースクリームにとってあんまりな言葉に一気に苛立ちが募った。
なんだと…!この俺の器量不足だと!?
そんなことない!そもそもあいつらはブレインサーキットの回転も悪ければ
利己主義の奴ばかりで俺の言う事なんぞ碌に聞きやしない!
それを…!

「スタースクリーム」
「!……何か?」

名を呼ばれ、不機嫌そうな顔を隠そうともせずに睨み付けてくる
スタースクリームを気にすることなくメガトロンは呼びかけた。

「こっちへこい」
「はぁ?」
「つべこべ言わずにとっととこんか」

突然のメガトロンの言葉に疑念を抱く。

なんだというんだ。これ以上何かあるのか?
だが、だからと言って何故側に来いと?

訝しみながらもここは命令を大人しく聞いておいた方が良いだろう。
そう判断すると内心は恐々としながらも近寄っていった。

一連のスタースクリームの様子を眺めていると
見た目には分からずとも恐々としていることが分かる。
我が強く、常に周りを見下しているスタースクリームが
こうも怯える様を見るのはとても愉快だ。

そしてメガトロンは前に進み出てきたスタースクリームを見ると
突然腰をがっちりと掴み、ぐいっ、と自分の方に引き寄せた。

「んなっ!」

スタースクリームが驚いていることに気にも止めず、そのままメガトロンは
自身の足の間に引き寄せたかと思えば、足を繰り出して足を払う。
スタースクリームは足を払われ、そのまま機体を
ガァン!と床に打ちつけ、尻餅をつく破目になった。

「~~てぇっ!な、何しやがる!!」

打ちつけたショックで痛みが走る腰を庇いながら抗議の声をあげる。
今ので駆動を司る回路が一時的に麻痺してしまった。
放っておけば自然に修復されるが今は立つが出来ない状態になってしまった。

理不尽な出来事にイライラとした気持ちのままにメガトロンを牙を剥くが
当のメガトロンは何処吹く風。全く気にした様子もなく見下ろしてくる。

と、

ナデナデ

…は?

ナデナデナデナデ

はっ?いや、え?…はぃ?

この手はなんだ…いやメガトロンの手だが…いやそういうことではなくて…

困惑のあまりブレインサーキットが空回ったスタースクリームを他所に
メガトロンは頭を撫で続ける。
自身の股の間に座り丁度良い高さにある頭を愛玩動物を撫でるかの如く。

何故撫でられねばならぬのか。
撫でられるのを嫌がり手を払おうとするがメガトロンは片手で往なすと
今度は首筋を撫でてくる。

「…んっ」

ぞくっ、と回路を駆け上る『何か』が走り、機体が痺れた。
駆け上った『何か』に抵抗する力が抜け、股に凭れかかる。
股に縋り付き、荒い排気を吐き出し、『何か』を逃がそうとする。
だが丁度いい具合に擽る指先の前には無駄なことだった。

メガトロンは自身の股を掴み、『何か』…快感を逃がそうともがき、
耐えようと歪む顔を見やり、中々のものだとほくそ笑む。
困惑していた顔が撫でられているという事実に不快感を露わにし、
それもやがて耐えがたい波に攫われて喘ぎ声を漏らす。

なんと愉快なことか。

更にスタースクリームを自分の手で乱れさせたいと支配欲が刺激される。
その欲望のままにメガトロンはスタースクリームのキャノピーを開けた。
中は様々なケーブル、レセプタが存在する。
メガトロンは自身の胸のパネルからケーブルを取り出すと
その中のレセプタの一つにケーブルを繋げた。

「……ぁ?…な、んだ?」
「大人しくしておれ」

ぼんやりとして反応が遅れたスタースクリームの頭を一つ撫でると
繋いだケーブルからぱちりっ、という微かな音と共にパルスを流し込んだ。

「…ぁっあぁ!んぁ、ん、ぅううぅううぅうっ」

メガトロンから流し込まれたパルスによって
スタースクリームに僅かに残っていた不快感が霧散した。

パルスの波が心地よい。
抵抗も不快感も全て押し流し、与えられるゾクゾクとした快感に
声を抑える事ができない。
機体の震えが増し、機体熱が上がり段々と処理しきれなくなった
熱がアイセンサーの周りを赤く染めていく。

パチリパチリとパルスを流す度にビクビクと跳ね上がる機体を
眺め、メガトロンは愉悦の笑みを浮かべる。
しかし、もっとその様を見たいと更に出力をあげた時、それは起こった。

「ァあ、ぁあ…っ!ち、くしょっ!ヒ、ぃっ!」
「っ!?…くっ…う、…っ!…くぁっ、ぁ」

パチ、と何かがメガトロンの内部を走った。
いや、それは『何か』など不明瞭なものではなく、
それは間違いなく快感と呼ばれるものだった。

パルスを流す度にパチパチと弱々しくながらもそれは返ってきた。

スタースクリームは快感押し負けそうになりながらも
されるがままなのは耐えられない、負けてたまるかという
意地でメガトロンにパルスを返した。

流されるままではないということか…
フッ…楽しませてくれるわい…

メガトロンは返されてくるパルスを楽しんだ。
こちらが流せばビクリと機体が跳ね、ケーブルを通って
僅かながらにパシ、パシと快感のパルスが返ってくる。

弱く流せばむず痒くなるようなパルスを。
強く流せば甘く痺れ、ゾワゾワとするパルスを。

その度にメガトロンが、スタースクリームが共に声を上げる。
互いの姿が互いを煽った。

メガトロンはスタースクリームを見下ろした。
何時もの偉そうな態度はなりを潜め、こちらが流すパルスに従順な姿に。

スタースクリームはメガトロンを見上げ、更にゾクリと機体を震わせた。
何時もの支配者の顔のままに、こちらが返すパルスに排気を乱す姿に興奮したのだ。

もっと、もっと見たい…
メガトロンの快楽に歪む顔を…
ゾクゾクする…あぁ俺は…俺はメガトロンの奴を…

 

支 配 し た い ん だ

 

「っああっあ…!んぁ…っんぁあぁっ!」
「う…っん…っぁ、っぁ、あ、あ、ぁ…!」

スタースクリームがあまりの快感に一瞬ブレインサーキットが止まる。
その瞬間、最高潮に高まったパルスが返されメガトロンと共に機体を震わせた。

「はぁっ、はぁっ、はぁ…な、ぜ?」
「くくっ、はっ、はっ、はっ…さぁ…何だと思う?」

答えを返さないメガトロンに憮然とした気持ちになる。
だが、先程の主を見て沸々と湧き上がるものがあった。

あの顔をもっと見たい。
俺の手でメガトロンの全てを滅茶苦茶にして奴の全てを支配してやる…
その為にも…

「メガトロン様…」
「なんだ」
「何れ…あなたを倒して、
俺がこのデストロン軍のニューリーダーになってみせますよ…
あなたの何もかもを…俺のものにしてみせます」
「ふん、愚か者めが」

スタースクリームはメガトロンの股に手をかけ、顔を擦り付けた。

俺のものに…何もかもを…
スタースクリームはうっそりと笑みを浮かべた…









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『メガトロンの快楽に歪む顔…』の所の顔で変換かけたら…
\(^o^)/←コレがでたwww
最っ低wwwwwwwwwww

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